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加温・熱制御のスペシャリスト

ガラスヒーターFAQPRODUCTS

ガラスヒーター Q&A

【技術関連】

Q.どうして熱くなるのですか?

A.ガラス表面に金属の導電膜が蒸着してあり、通電すると抵抗で発熱します。導電膜はガラスと堅固に一体化しているのでガラス全体が熱くなります。

Q.急に温度を上げてもガラスは割れないのですか?

A.基材には石英ガラスを使っており、線膨張係数(熱膨張率)が極めて低いので、保証温度の500℃以下なら急激な温度変化でも割れませんし、膜も劣化しません。ただし、ガラスゆえに物理衝撃には脆いのでご注意ください。

Q.ガラスはどんな種類にも蒸着できますか?

A.標準品は石英ガラスです。ホウケイ酸ガラスは特注できますが、急激な温度上昇にて割れるので使用温度や昇温速度が限定されます。

Q.どんなサイズが製作出来ますか?

A.パネルは小さいものは10mm×10mmです。大きなもので400mm×380mmですが、温度分布の均一性を考えると200mm×200mmまでです。

Q.丸い円板形状は製作できますか?

A.製作そのものは可能ですが、電極は平行にする必要がありますので、加温エリアは四角となります。
ちなみに、電極を湾曲させると発熱時の温度分布は下図のようになります。直径部分は温度低下が著しいのは、電極間距離が離れて抵抗値が大きくなっているためで、こういった現象はどんなヒーターにも起こります。
円板ガラスヒーター   円板ガラスヒーター      

エリアを区切っての加温は可能ですか?

A.マスキングを施して蒸着膜を区切ることで対応可能です。ただし、エリアごとに温度制御が必要です。


【制御関連】

Q.温度制御はどうやって行うのですか ?

A.ガラスヒーター表面に温度センサ(K熱電対)を耐熱テープで張り付け、温度制御装置でその表面温度を制御しています。プログラム加温も可能な温度制御装置をご用意しています。

Q.冷やすときはどうするのですか?

A.ペルチェ(半導体)ユニットで冷水を作り、ガラスヒーターの下に流して冷やします。水冷ジャケット、ペルチェ、ポンプをセットにした冷却水循環装置(チラー)も特注生産しています。

Q.電圧は何Vですか?

A.基本はAC100Vですが、より温度上昇を早くしたいときはAC200Vを使用します。100℃以下の低温域であればDC24Vなど低電圧でも駆動します。15mm四方のガラスヒーターならばDC5Vで100℃くらいに加熱します。


【調達関連】

Q.ガラスを持ちこんで蒸着だけしてくれますか?

A.ガラスヒーターとして品質保証を行っておますので、蒸着委託はお受け致しかねます。

Q.一枚から購入できますか?

A.ユニットは1セットからお売りしておりますが、ガラスヒーター単体では最小製作数量の設定があります。仕様によって異なりますので、別途ご相談ください。

Q.特注品の納期はどのくらいですか?

A.形状寸法にもよりますが、およそ1〜1.5ヶ月です。標準品のパネルユニットSシリーズまたはチューブユニットP-551であれば在庫をそろえていますが、売り切れることもありますので一度お問い合わせください。